Tokyo Arthritis Clinic

東京リウマチクリニック

リウマチ・関節疾患専門(旧自由が丘整形外科)

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膝関節の軟骨について

なぜ軟骨は減るのか

膝の軟骨には狭い面積に全体重がかかるため、年をとって軟骨が減るのは仕方のないことだと思われていました。つまり、自動車のタイヤが減るのと同じことだという説明です。しかし、この説明だけでは年をとってひどく膝が曲がってしまう人がいる一方、80歳になってもまっすぐで、ほとんど若いひとの軟骨とかわりなく保たれているひともかなりいる事実が説明できません。

79歳女性 年齢に関係なく軟骨がほとんど20代の状態の例

年齢に関係なく、膝の軟骨が保たれている症例

自動車のタイヤは走った距離に応じて減るので、必ず交換が必要になりますが、人間の軟骨はうまく管理すれば、本来は100歳以上まで健康に保てるようにできているものだというのが基本です。

まず、骨や軟骨も、皮膚や血管と同じ組織とまったく同じことだということを認識してください。皮膚や血管の老化の早いひとは、ほとんどの場合、骨や軟骨もそれに比例して老化しています。

つまり、見た目が老けていて生気がないひとは、全身のパーツが目に見えないところでもボロボロに痛んでいるということです。

骨も軟骨も、結局は目に見えないほどの毛細血管がその栄養の供給源(滑膜を介して)なので、最近いわれている生活習慣病の予防が、その老化を遅らせる最大の予防とまったく同じになります。

では、具体的に軟骨のために良いものと悪いものを重要な順に挙げてみます。

軟骨のために悪いこと 

  1. タバコ
  2. 糖尿病
  3. 肥満・食べすぎ
  4. 高血圧
  5. 高脂血症(高コレステロール血症)
  6. LDL(悪玉コレステロール)が高い
  7. 中性脂肪(TG)が高い
  8. 運動
  9. 不過度の飲酒
  10. 脂肪分のとりすぎ高尿酸血症(痛風)
  11. 不健康な食生活 野菜・果物の不足
  12. 都会生活
  13. 遺伝(体質)
  14. 捻挫や骨折などのけが
  15. 過度の労働や長時間立ちっぱなしなどの職業
  16. ジョギングのしすぎなどの関節の酷使
  17. 柔道・ラグビーなど怪我の多いスポーツ

軟骨のために良いこと

  1. タバコをやめる
  2. 適度な運動 きれいな空気
  3. 水に恵まれた田舎での生活LDL(悪玉コレステロール)が低いこと
  4. 低めの血圧
  5. 定期的なスポーツ、ストレッチング(正坐もストレッチングの一種になる)
  6. 新鮮な野菜、くだもの
  7. 魚介類、海草、きのこ、芋豆、中心の食事
  8. 和食 玄米 筋肉質の体
  9. 適正体重
  10. エレベータを使わず階段を昇る
  11. ゆったりとしたライフスタイル充分な睡眠と休養
  12. 散歩、ダンス、などの楽しめる趣味
  13. 温泉
  14. スイミング アクアビクス エアロバイク
  15. 納豆、味噌汁
  16. カルシウム・ビタミンD、グルコサミン、葉酸のサプリメント

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