Tokyo Arthritis Clinic

東京リウマチクリニック

リウマチ・関節疾患専門(旧自由が丘整形外科)

東京リウマチクリニック 電話対応の時間は月~金 10:00~17:30まで 0337221411

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関節リウマチ

(RA:rheumatoid arthritis)

病態

関節リウマチはまだ原因が不明で、完全に治すリウマチ治療法は見つかっていませんが、現在では新しい抗リウマチ薬(MTX=メトトレキサート・リウマトレックスほか)を中心とした薬物療法によってリウマチ(病気)の勢い(=炎症)をかなりおさえることができます。

リウマチによる炎症つまり関節の腫れやこわばり、痛みを強いままにしておくと、軟骨や靱帯、骨が破壊され、とりかえしのつかない変形に進行します。痛いのを我慢して薬を飲まないのがもっともよくありません。

正常な関節とリウマチ関節

私たちの外来を受診される患者さんは、みなさん本やインターネットで、リウマチという病気についてよく勉強してください。医者まかせにせず積極的に病気と闘う姿勢が、毎日の生活に張り合いをもたせてくれるし、リウマチの治療にも大きな力になります。

特にインターネットは他の患者さんのリウマチ体験談や最新のリウマチ治療情報など莫大な情報がほとんど無料で得られるので、どんなにコンピューターが苦手な方でも始められることを強くおすすめします。

患者さんがリウマチという病気を良く知り、リウマチに対する治療方針についてよく理解してくれているほうが治療効果があがります。

今やリウマチは薬をちゃんと使えば治る病気です。

リウマチ治療中で、痛みがとれない、変形が進んできたという方は是非お読みください。

リウマチという病気に立ち向かう

リウマチという病気はまだ原因がはっきりとはわかっていませんが、薬を十分に上手に使えば、ほぼ治る(寛解)時代です。

発症後1年以内に、きちんとした(国際的に標準レベルの)治療を行えば、変形が進行したり、手術になることはまずありません。前向きな姿勢で勇気を持って病気と闘ってください。

関節リウマチとは何か?

関節リウマチとは―

「先生、私はリウマチなんですか?リウマチじゃないんですか?はっきりしてください!」

「前の医者では、リウマチと言われたのに、次の医者ではリウマチじゃないと言われた。」

「もっと悪くなってからじゃないとリウマチ治療薬は使えない。」・・・など。

私たちのところに来た患者さんたちから、一番よく聞かれる言葉が上記のようなものです。

実は、「リウマチ」という言葉の使い方に、医者やリウマチ専門医の間にさえ混乱が生じているのがこういった問題を引き起こしている原因です。

お医者さんの世界では、「関節リウマチ」という病気を診断するために、診断基準(正式には分類基準)というものがあります。合計7項目のうちの4項目以上を満たせば、ほぼ確実に関節リウマチと診断してよいという意味で、医師の間でひろくいきわたっています。

実はこの「リウマチ診断基準」なるものが医師たちを混乱させ、しっかりした治療や患者さんにわかりやすく、納得のいく説明をするための大きな障害になっているのです。関節リウマチの診断(分類)基準というものは、リウマチ薬の効果を試すための研究など学術的な研究の結果が正確なものにするために、間違いなくこれはリウマチだというものを囲い込むための目的で作られています。

ところが、多くの医師がこの基準をみたさなければ、リウマチと診断して治療してはいけないものだと勘違いしているのです。これから「リウマチ」という言葉が使われてきた歴史の変遷とともに、最新の遺伝子時代にあった、この病気への理解・説明のしかたを解き明かしていきたいと思います。

まず、私たち(自由が丘整形外科の医師たち、および先進的な考え方をもつ一部の専門医たち)が使うリウマチということばは非常に範囲が広いものだということを知っておいてください。

ですから、私たちのところで「リウマチですね」といわれてもほかの施設に行くとリウマチじゃないといわれるようなことが起こり得ます。

では、私たちが使うリウマチという言葉の定義をいいます。

関節または筋肉・靭帯などの痛みをのうち、主として内因性(つまり遺伝子・自己免疫に起因)に由来するもの。

つまり、外傷・神経原性、自律神経性や感染性、痛風・偽痛風など外的・2次的要因によるものが除外できればすべてリウマチと呼ぶ。

これじゃあ、わけわかんないですよね。

簡単に言い換えると、原因のよくわからない関節痛・筋肉痛は全部リウマチだ!

ただしリウマチというのは千差万別で、治療しなくても勝手に治ってしまうような軽いリウマチもあれば、関節1-2箇所だけの限局したリウマチもある。個人差が大きい。というような説明になります。

リウマチという病気は、多くの関節が変形してしまい寝たきりになってしまう難病だというのが一般通念ですね。これは、私たちは「重症のほんもののリウマチ」というように説明します。

我々のリウマチという言葉の使い方はこの一般通念と違うので、誤解を招くこともあるかもしれません。ただ、私たちの言葉の使い方が、それほど一般通念とかけはなれていないことを知ってもらうために、いまや世界でもっとも権威ある百科事典wikipediaによる「リウマチ」の定義をご覧下さい。

wikipediaより

リウマチ

リューマチ、リュウマチ(英 Rheumatism )、ロイマチ(独 Rheuma )

関節骨・筋肉の痛みやこわばりを来す疾病の総称。百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

リウマチとは

昔、子供のころ、 西洋の童話や物語で「リウマチの痛みで苦しむおばあちゃんが、冬の寒い夜暖炉のそばで編み物をしていました」などといったくだりをよく聞いたような覚えがあります。

昔から使われてきた「リウマチ」という言葉は、老化による関節痛、

つまり医者たちが現在では「変形性関節症」とよび、リウマチとは別の病気だと思っている関節炎も含んでいたのです。

私たちは、医者たちが使う「リウマチ」という言葉の定義よりも、むしろ昔から使われてきた「リウマチ」というおおまかな体の痛みの総称のほうが、実態にあっているのではないか、真実をついているのではないかと考えています。

近年の目覚しい遺伝子研究により、関節リウマチと変形性関節症の関連遺伝子が数多く発見され、またその多くがオーバーラップしていることがわかってきました。

このふたつの病気を別々の病気だと考え、あいだにはっきりと線を引くこと自体が時代にそぐわなくなってきているのだというのが私たちの考えです。

病名などというものは、あとから人間が勝手につけているだけです。

大きな方向が間違っていなければ病名はなんと呼んでもいいんです。

安全に治りさえすれば・・・。

先ほども言ったような、感染や痛風、靭帯断裂や骨折、骨や筋肉のがん(肉腫)といった明らかに違う病気を見逃さなければいいのです。

こういう病気だと使う薬はぜんぜん違ってきますからね。

リウマチ知っておいてもらいたいこと 血液検査

リウマチ因子

(リウマチテストRheumatoid Factor= RF)

当院での正常値は15mg/dl以下です。

正常人でも1~5%で陽性になりますし、リウマチの方でも5%の方は陰性です。

ですからあくまでも目安ですが、この数字とリウマチの重症度はかなり比例しています。

薬が効いてくるとこの数字もある程度下がってきます。

CRP(mg/dl)

リウマチの勢い=炎症の強さを表す最も大事な検査値です。

血沈とほぼ同じ意味合いですがより正確です。

当院での正常値は0.45以下。

リウマチでは症状の程度によって0.5から10以上まで上がります。(ただ風邪などでも高く出るので注意が必要です。)

コントロールの目標はずっと0.5以下におさえていくことです。

これを0.5以下に保つのと高いままにしておくのとでは毎日の苦痛が全然違うし、数年後の変形の程度に大きな差が出ます。つまり、薬でリウマチの勢いをおさえていけば、かなりの手術をしなくてもすむようになるわけです。

効果のある薬を十分な量使えば80%のかたはこの数字が達成できます。ただ炎症の勢いが非常に強い方はとりあえず1.0以下におさまっていれば合格と思ってください。

あまり小さな数字の動きに一喜一憂せず大きな流れで見ていくようにしましょう。この数字もあくまでも目安にすぎません。

リウマチの症状と検査値は必ずしも比例しません。

数字より痛み、腫れの程度がより大事です。

自分が飲んでいる薬は、名前、かたち、量とそれぞれどんな薬かを必ず覚えておいてください。万が一、ミスがあっても最後に自分がチェックできれば間違いが防げるからです。

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