リウマチ膠原病内科専門医のための
関節注射習得

どういった診療内容ですか？

関節リウマチの専門病院であるため、基本的には関節リウマチの患者さんの診療になります。

変形性関節症や肩関節周囲炎などの整形外科疾患や、関節症状を伴う一部の膠原病の患者さんも含まれますが、整形外科医、膠原病内科医の両方が在籍しているため、相談しながら鑑別診断や診療を行うことが可能です。

関節炎やばね指の症状に対し関節注射を行う場合があります。天本先生が指導して下さるので、未経験でも手技を習得できます。

働いてみてどうですか？

こちらで働く前は大学病院で外来診療をしていましたが、患者さんの待ち時間も長く、整形外科の診察が必要な場合は、紹介状を書いて予約を取って受診して頂く必要がありました。

当院では、患者さんの待ち時間を少なくするため、5つの診察室を使用し、看護師が問診や処方入力などの診療補助にあたり、医師が診察室を次々に移動するスタイルをとっています。次の診察への移行がスムーズで待ち時間も少なく、画期的だと感じました。

整形外科の天本先生と併診しているので、整形外科疾患についてもその場で相談でき、非常に心強いです。関節注射の経験はさほどありませんでしたが、こちらで天本先生に丁寧に指導して頂き、関節リウマチ専門であるがゆえに関節注射の機会も多いため、学びながら手技が習得できたこともメリットだと感じています。

関節リウマチ専門のため、集中して診療にあたることができ、豊富な症例を経験できる点は当院の最大の特徴であり、スペシャリストを目指す上でのステップアップに繋がっていると思います。

クリニックの特徴

小さいうちは子供との時間も大切にしながら、自身の専門性を活かした診療を続けたい、その願いを叶えてかなえてくださったのが当院です。

10時からと遅めのスタートになっているため園へ子供を送ってからの勤務が可能で、終了時間ものびることはほとんどありません。子供の体調不良や幼稚園・学校行事やの際にも柔軟に勤務を調整してくださる体制が整っており、安心して勤務を続けることができています。

診療では、多くのリウマチ患者さんを診ることができ、関節エコー、レントゲン、MRI装置が揃い、皮下注射や点滴など、病院と変わらぬ治療の提案ができる環境があります。

加えて、天本先生から関節注射やMRI読影法をはじめ整形外科な手技・知識を学ばせていただけることは内科医にとって大きな魅力です。

子育てをしながらもスキルアップしたい方にもお勧めします。

働いてみてどうですか？

当院の看護師、医療事務、放射線技師はプロフェッショナル意識が高く、心強いですし学ぶことも多いです。

患者さんに対してやさしく、患者さんの気持ちや生活スタイルに寄り添う姿勢が共通しているので、スタッフ間での連携がとてもスムーズだと感じています。

医師の診察前・後に看護師が患者さんへの薬・金銭面の説明や今後のスケジュールについての調整、心配事についても丁寧にフォローをしてくだるので、患者さんの安心にもつながっていると思います。

医師としても、患者さんが元気になったこと、対応で困ったこと、どんなこともスタッフと共有できることが診療する上で大きな支えになっています。