関節リウマチの治療費は薬の種類・病気の活動性によって大きく変わります。高額療養費制度や難病医療費助成制度を活用することで、実際の自己負担額は大幅に軽減できます。
年間治療費の目安(3割負担)
リウマチ治療の年間費用例:約21万円〜
| 内容 | 年間費用(3割負担) |
|---|---|
| MTX内服薬(週8mg) | 6,000〜7,000円/年 |
| エタネルセプトBS 50㎎(2週1回) | 約9万円/年 |
| 診察料・補助薬・血液検査など | 別途 |
特に生物学的製剤やJAK阻害薬は高額ですが、医療費支援制度を利用することで自己負担額は大幅に軽減されます。
本院の治療費削減ポイント
リウマチはどうしても長い病気なので、長期的な医療費が問題になります。個々の病態・事情に合わせた最適な選択肢を提案しています。
- 通院回数・血液検査の回数をできるだけ減らす
- 最もコストパフォーマンスの高いバイオ製剤(バイオシミラー)を選ぶ
- メトトレキサートをしっかり使う
- 関節注射(局所治療)をうまく併用して全身への薬剤投与量を減らす
- バイオ製剤の投与量を必要最小限にする
- 高額療養費制度や医療費控除制度をうまく利用する
- 院外処方より院内処方
高額療養費制度
医療機関で支払った1か月分の総額が厚生労働省の定める自己負担限度額を超えた場合、超えて支払った自己負担分を「高額療養費」として払い戻しを受けることができます。年齢(70歳未満・70歳以上)や所得水準による区分で限度額が異なります。
多数回該当でさらに軽減
年3回以上限度額を超える「多数回」に該当する場合、4回目より自己負担限度額が44,400円に下がります。世帯合算の制度もあります。
申請窓口
国民健康保険の方は市区町村の国民健康保険窓口へ。被用者保険の方は各健康保険組合・協会けんぽ・各共済組合などの窓口にお問い合わせください。
その他の医療費支援制度
傷病手当金
休業中に被保険者とその家族の生活を保障するもので、事業主から十分な報酬が得られない場合に支給されます。
高額医療費貸付制度
医療費が高額になり自己負担の支払いができない場合、保険組合が高額療養費として支給される8〜9割を無利子で貸付し、支給される高額療養費で精算する制度です。
医療費控除
本人または生計をともにしている家族が支払った1年間の医療費の負担合計が10万円を超えたとき、確定申告によって所得税の一部が還付されます。
難病医療費助成制度
悪性関節リウマチと指定された場合、「難病の患者に対する医療等に関する法律」に基づいた医療費の助成が受けられます。
介護保険制度
通常65歳以上が対象ですが、「関節リウマチ」は特定疾患の指定を受けているため、40歳から64歳の方も受けられる場合があります。
身体障害者手帳
重度の場合は医療費助成・自立した生活を送るための各種支援給付・税金の控除などが受けられます。
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